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関西から噂を聞いて来院

関西からの来院で

 

目的は娘さん(12歳)の顎関節症、最初は

 

「遠方で通えないので一回でも大丈夫でしょうか?」

 

という電話での問い合わせだった。

 

「顎関節は姿勢に関係があるので、姿勢矯正をすればかなりの改善は期待できますよ」

 

実際に診断してみると仙骨の前方変位がひどく猫背

 

で姿勢が悪い、夜中に歯ぎしりをするのと慢性的な頭痛持ちだそうだ。

 

仙骨の矯正と頸椎1番の矯正に大腰筋の調整、頭蓋骨の調整と側頭筋の調整を行った。

 

本人は

 

「背筋が伸びて身体がすっきりした」

 

「開閉時の痛みはほとんどなくなった」

 

「時間をおけば周りの筋肉がこなれてもう少し改善するでしょう」

 

とお母さんと話をしていたらどうも肋骨を骨折しているらしいのだ。

 

話を聞くと地元のある整体院で右の肩が前に出ている

 

と言って仰向けで上から強く押さえつけられたのだそうだ。

 

痛みが引かないので整形外科に行ってレントゲンを

 

取ってもらったが前の方は良く映らないけど骨折でしょう

 

でコルセットで固定されたが、「呼吸をすると痛くてたまらない」

 

診ると第2肋骨にヒビが入っている模様

 

「それは固定の仕方が間違っていますよ」そこで

 

最大吸気で肋骨をいっぱい拡張させた状態で、キネシオテープを張って固定した。

 

こうすることで息を吸った時も吐いた時も患部は

 

くっついて固定されるので痛みもなく、通常の半分以下の期間で治るのです。

 

コルセットで息を吐いて固定したのでは、吸気で患部が動いてしまうので

 

痛みがでる、何より呼吸するたびに患部が動く(固定したことにならない)

 

ので直りは遅くなる、生理学で普通に考えれば分かるはずなのに整形では、

 

コルセットしか使わないので患者は長い期間痛みに耐えながら

 

ひたすら待つしかないのが現状なのです。