何事もかっこよくスマートに行えるのはセンスの問題ですね、ファッションや
芸術などは門外漢でさっぱり分かりませんが、ことカイロプラクティックの治療技術に関しては
はっきり言って自信があります。
いくら真面目に取り組んでいても、たとえそこに良い手本があってもそれを正しく
読み取る センスが無ければ吸収できないものなのです。
センスの良い人はその本質を見抜き何が一番大切な事なのかを正しく判断して
習得に向けて正しい努力をするのです。
反対にセンスのない人は枝葉末節に惑わされて、どうしても本質を見過ごし結果的に疎かにする傾向があります。
でもセンスは磨けば身につくものだと私は思っています。
それはまず、正しい基本を身に着けることから始まるのです。
基本をおろそかにして大成などありえないのです。
その上でとにかく正しいものを自分の目に焼付けひたすら信じて繰り返す事なのです。
間違った事を何度やってもそれは全く成功には繋がらないのです。
これは私の口癖ですが、私が 弟子達にいつも言っている台詞です。
技術の上達の秘訣は
「人が10度、我100度です。でも間違いを100回やると上手にになるどころか
下手になるのです。」
間違っていることをやるのならやらないほうがまだましなのでです。
なぜなら一度ついた悪い癖と言うのはなかなか治らないのです。
大成するためにはまず正しい習慣を身に着ける事なのです。
このことが自分を頼りにして訪れる患者さんの期待に応えるための必須条件なのです。