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カイロプラクティックの本質の考察

一般的にカイロプラクティックと言われている治療法は

 
歪んだ骨盤や背骨(椎骨)を探して矯正することで歪みによって生じた神経の流れの異常を正常にし

 
人間が生まれながらに平等に持っている自然治癒力を、最大限に発揮させて病気を治そうとする治療法なのです。

 
自分もカイロプラクティックを習い始めた頃からつい十数年前まではこの事を信じて疑いませんでした。

 
ですから歪んだ骨をどうしたら正確に正常に戻せるのか?

 

と言う事ばかり考えて矯正に当たっていました。

 
2002年度まで在籍していた学院では講師をしていたため、テクニックをマニュアルどうり

 
生徒に伝える事だけを義務付けられていた事もあって、多少の疑問は封印して

 

理論は(矯正技術は別)事務的ともいえる感じで伝えていたのです。

 
その学院は一時は常時100名を越える生徒がいて、講師の数もかなりのもので組織としては

 
下手に脱線(疑問と向き合う事)が出来ないのは当然の事ではあったのです。

 
2003年に脱会して慕って付いてきた仲間と自分達の組織をつくり、勉強のため少しばかり

 

希望する生徒を集め再出発したのです。

 
そこでも最初はマニュアルどうりの授業をしていた。

 
しかし授業をするなかでどうしても納得がいかない事が端々に出てくるのです。

 
テキストを何度も読み返すとやはり今まで習って(伝えて)きた事とは解釈が微妙に違うのです。

 
その微妙な違いがテクニックには大きく違う事になるのです。

 
なぜ先駆者達はその事に気づかないのか?

 
例え自分の名前で本を出したとしても英文の直訳であったり原本のコピー版でしかなく

 
内容は全く変わらない物ばかりなので、カイロプラクティックが誕生してから殆ど進歩が無いのです。

 
そういった疑問は次々に生じ思考錯誤の中で、ある閃きから解釈を変えて理論を組み立て

 
テクニックに結びつけて行く事を繰り返して行ったのです。

 
閃いたことはその場で仲間に伝え臨床で使っていくと患者さんの反応は良くな

るばかりなのでこれは全く疑う余地は無いのです。

 
その積み重ねが最終的には我が組織独自のテクニックとして確立していく事になったのです。

 

カイロプラクティックの基本マニュアルを熟知する事はもちろん最低限必要なことです。

 

それが最も大事な基本だから、何事も基本がしっかりしていなければ発展などありえない訳で

 
その中で生まれた疑問こそが、カイロプラクティックの技術を更に効果的に活用するための

 
ヒントなのです。

 

日本国内には何万軒ものカイロプラクティックの看板を掲げた治療院があります。

 

しかしその殆んどが癒しを主体にしてマッサージやほぐしなどを前面に出して

 

「うちの治療は痛くないですよ」とか「ボキボキさせないカイロです」などと患者に

 

語りかけています。

 
或いは「ソフトカイロ」などと言う言葉もよく見かけます。

 
こんな表現を使う治療家は本当のカイロプラクティックを完成させていないのです。

 
本来カイロにはソフトもハードも無いのです。

 
あるのは症状の原因(異常個所)を探し正常にする事だけなのです。

 
それが骨盤の矯正であったり、背骨の矯正や筋肉や内臓、頭蓋骨の調整なのです。

 

骨盤や背骨の矯正で「ボキッ」と言う矯正音が鳴れば矯正が終了した

 
などと言う誤った認識を持つ治療家も少なからずいるため受ける人に

 
「怖い」とか「痛い」などと言うイメージを与え首(頚椎)の矯正は危険

だなどと言わしめたのです。

 
よく見かける首全体を大きく回してボキボキする頚椎矯正はやり方自体を間違った

 
もので本来頚椎を含め矯正のストロークはごく僅かなもので正しく行えば危険など

 
全く無縁なのです。

 
また、カイロタイムズと言う機関紙に、法制化に向けての話し合いをしている様子が載って

 
いるのですがある会の席では、約20もの団体の代表が集まっているにも関わらず

 
オブザーバーで来ている政府関係者の質問「カイロプラクティックの定義はなんですか?

 

と聞かれてまともに答えられる人が居なかった」と書かれていたのには呆れてしまいました。

 

また別の会議では、事故について(肋骨骨折)について言及していました。

 
どんな荒っぽい事をすれば肋骨を骨折になるのか理解に苦しみます。

 
どの部位の矯正も熟練すればするほどソフトになって行くはずなのです。

 

誤った認識をで開業しているカイロプラクター(自分に言わせれば自称ですが)は

 
習った(勉強した・習得した)カイロプラクティックのマニュアルが全てと思って

 
いるふしが伺える。

なぜならそういった人たちはいろんなセミナーに足を運び、カイロプラクティックだけでは飽

き足らず、他の療法を学びその方法を取り入れてメニューとして掲げ、さも多様に対応可能と

 
見せて宣伝しているのです。

 
しかしカイロプラクティックの学問や技術の奥はそんなに浅いものでは無いのです。

 
それぞれのテクニックの奥には先達の開いていないお宝が沢山詰まっているのです。

 
それが繰り返し学習した者が感じるカイロプラクティックへの疑問?なのです。

 
この疑問をこの方法は効果が疑問や限界と捕らえるか、まだ奥(先)に何かがあるのでは

 
ないかと捉えるのでは結果は雲泥の差なのです。

 
1つのテクニックに全てを託し全て処理できるものと(自分達もそう言ったニュアンスで教えられた)

 
勘違いしてしまえば、カイロの技術そのものに限界を感じてしまっても致し方ないのかもしれません。

 
カイロプラクティックのテクニックは100以上存在すると言われています。

 
そのどれもがある特定の症例(原因)に対しては効果を上げたから存在するわけで

 
そう考えればそれぞれをうまく活用すれば、素晴しい組み立てが出来るはずなのです。

 

私がいつも仲間に言っている事。

 
カイロプラクティックの技術は沢山あるがそれが全て万能ではない

 

それぞれが適応する症例(原因)に当てはまれば素晴しい効果を発揮するはずである。

 
惜しむらくは伝授する側の殆どがそれを、理解していないためその部分の説明を詳しくしない

 
事が多く、受け取る側も誤って覚えてしまい、効果があがらないケースが多いため

 
このテクニック(カイロプラクティック)の限界を早めているのであって

 
カイロプラクティックほど効果的な治療法はこの世に存在しない、と言って良い位素晴しい

 
効果をあげる事が出来る治療法なのである。

 
我が協会では従来のテクニックから未開発のものを掘り起こし

 
統一した診断と統一した見解を常に皆と確認しあいながらより効果的な

 
テクニックへと変化させているのである。

 
診断はそれぞれのテクニックの中からより確実なものをセレクトして組み

立てテクニックはガンステッドテクニックを基本として他のテクニックの

中から確率の高いものを採用して、より効果を上げて行くように日々研鑽しているのである。

 

少し専門的な話になりますが!!

 
カイロプラクティックを勉強すると骨盤から始まって

 
脊柱(腰椎・胸椎・頚椎)後頭骨と骨の歪み(ズレ)の方向を調べる勉強をします。

 
ガンステッドテクニックの理論では

 
骨盤、主に腸骨(両外側の部分)のズレの方向に始まり真ん中に位置する

 
仙骨のズレについて触れています。

 
ところがこの仙骨についての情報は重大な欠落があるのです。

 
それは臨床で一番多く(約98%)見られる前下方の変位については、全く触れていないのです。

 
この事はガンステッドに限らず殆どのテクニックで見過ごされているのです。

 
もちろんズレを認識するための表示方法(リスティング)も無い訳です。

 
仙骨のズレの一般的な表示方法は P・PL・PR・PI-R・PI-L

(Pは後方を表す)

 
臨床で一番多い状態を述べていないのですから、当然矯正方法も書かれておらず

 
したがって正常にする事が出来るはずがないのです。

 
そこで我々は仲間との共通認識のために AI-R・AI-L (Aは前方を表す)

 
と新しい表示方法(リスティング)を作った。

 
もちろんそのための矯正方法も可動触診法も工夫しました。

 
併せて主要テクニック有効な指標も取り入れ、診断をより早く正確なものにすることが可能となり

 
これによって一番多い症例を短時間で正確に患者様の悩みを解決できるようになったのです。

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