カイロプラクティック療法として最低限の技術力
カイロプラクティックと言う看板は巷でよく見かけるでしょう?
それもそのはず名称そのものには国の規制がなく少しの技術を持ってでも開業すれば誰でも簡単に使用できるからなのです。
カイロプラクティック・整骨院・整体・マッサージ・その他ヒーリング系患者さんにはどれもあまり違いが分からないのも
現実なのです。
でもカイロプラクティックには、れっきとした哲学があるのです。
哲学に基づいて科学し、その結果が芸術として現れるのです。
正しく科学した診断と矯正法は、無限に可能性をもつ結果として現れるはずなのです。
しかし巷で看板を挙げて営業をしているカイロプラクティック院は正しい学問を学んだ人は皆無と言って良いと思います。
そのほとんどが先輩の技術の切り売りを学び自分流にアレンジして営業を行っている人がほとんどなのです。
そのいい例としてほぐしなどと称して、数十分の時間をかけてまず全身の筋肉にマッサージまがいの行為を行い、その後に矯
正と言うパターンの施術が最も多く見られます。
本来筋肉のアンバランスは骨の歪みや内臓の働きの異常が起こしているものなので、最初にアプローチすべきではないので
す。
筋肉のアンバランスを最初に扱うと骨の正しい診断が出来なくなるばかりか、やりすぎると患部を悪化させる可能性が高いの
です。(骨格筋と内臓とは密接な関係があって内臓の働きが悪くなると筋肉や体の表面などに指標として現れるのです。)
その後の矯正にしても頸椎は首全体を、しかも左右をバキバキ鳴らすアバウトなもので、矯正と言える代物とは程遠いもの
なのです。
頸椎に限らず矯正は全体を動かすのではなく歪みのある椎骨を探して、歪みの方向を確認してから当該椎骨に対してコンタ
クトして行うのが本来の矯正の在り方なのです。
骨盤の矯正にしてもほとんどの方が腸骨(左右)を矯正していますが、腸骨がメインなのかそれとも仙骨メインなのかを確
認してから矯正を行うものなのです。
腸骨がメインの場合は構造上の問題で、大腿四頭筋や腓腹筋の下部などに指標があります。
その上で通常の静止触診(スタティックパルペーション)や可動触診法(モーションパルペーション)で確認するのが正しい
やり方なのです。
しかしこの状態になっているのは、ごく稀で繰り返し激しい動きをするスポーツや同じ動きで作業などをする人たちに多く見
られるパターンなのです。
仙骨がメインの場合は、ストレス性の問題で膝の内側の鵞足部や第一肋骨頭の指標を確認すれば簡単に判別することが可能な
のです。
この場合の静止触診は仙骨尖側の尾骨の両サイドの高さの比較を行います。
高さに左右差がある場合には、仙骨尖側の両サイドを押して仙骨上部が浮き上がってくるかを診るのです。この時浮き上がっ
てこない側が前方変位側なのと判断できるのです。
マニュアルに書かれている、仙骨基底部の後方変位などの特殊な歪みは、この方法では判別できないのですがかなり少数しか
存在しないので、正しき行えば選別は容易にできるのです。
さて
本来カイロプラクティックの学問は医学の父と言われるヒポクラテスの誓いから始まり、哲学を学び、歴史を学び、解剖
学、生理学を学び、神経学を熟知し、技術面では診断学として触診法、可動触診法等からリスティング(骨のズレの方向)を
学びそこからようやく矯正技術に入らなければならないのです。
これらを怠り簡単な触診法だけで矯正法(技術の切り売りだけ)を学ぶと、本来のカイロプラクティック法からはかけ離れた
ものにしかならないのです。
この為、学んだとおりに行っても簡単に結果を出すことが出来ないため、前述のように「ほぐし」やほかの方法を併用して時
間を稼ぎ患者さんを納得させようとしているのが現状なのです。
しかも結果も思わしくないまま次回の予約を次々に取らせて連続で10数回は余裕で通わせているのです。
当院のようにしっかりしたプログラムを学習し、更にそれを長年生徒に伝えることで、繰り返し基本を復習した経験と独自
の研究のもと確かな知識の裏付けと、前述した検査法を用い正確な診断のもとに施術を行っているので大抵のの場合結果はそ
の場で分かります。
また通院(再診)の時期も患者さんの体調に委ねているのが現状です。
なぜなら姿勢矯正は一度で終了しますが、歪みの再発はストレスの受け具合や、疲れの程度は個人差があって本人しか分から
ないのです。
姿勢矯正が終われば中枢神経が働きだし、自然治癒力が働きだし内臓の働きも徐々に正常に戻っていくのです。
これも個人差があるので予測は困難なのです。
ケガした傷の治癒や骨折などの治癒はある程度予測がつきますが、矯正後の保持期間は予測しかねることなのです。
他院のように今度はいつ来てくださいと次の予約を取ることは稀なのです。
また「骨盤調整を何回かに分けて行います。」と言うのも全く当て外れな事なのです。
関節はズレを起こしていても本来の場所に戻りたがっているので、矯正は非常にソフトでしかも一回で完成するはずなのです。
この様にカイロプラクティックの看板を揚げるなら、前述した位の最低限の技術と知識は身に着けてからにしてほしいものです。
そうすることが世間では「カイロプラクティックはボキボキやって怖い」とか「通い詰めないといけない」などの誤解を解く
ための必須条件なのです。
しいてはこのことがカイロプラクティック療法の評価を上げることにつながるのです。
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筑紫口AKカイロプラクティック院
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