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仙骨へのアプローチへの発見

仙骨アプローチへの新しい発見

 前回の補足です。なぜ定義を知ること!!を最初に掲げたのか?

巷のカイロプラクティック院の施術者の殆どが定義など知らない、いや勉強していないと言うのが正しいかもです。

いわゆる技術のみの切り売りの指導を受け開業した施術者が殆どだからなのです。したがってまともなテキストで診断学など

の勉強もしていないようです。

 どうしてそのことが分かったかと言いますと、現在進行中の東京で行われているカイロプラクティック法制化を促進すると

いう会議の議事録がカイロジャーナルと言う業界新聞に掲載されたのを読んだことで判明したのです。

 当初約30名のカイロプラクティック院を運営されている有志が集まって会議が行われているのですが、何回目かの会議に厚

生労働省の方がオブザーバーとして参加されているらしいのですが、その席で「カイロプラクティックの定義は?」と言う質

問された時に誰も答えられないことに憂慮したような事が書かれていて“ん”首を傾げた記憶があるのです。

 後で考えたら無理もないことでほとんどの人がカイロプラクティックの概論など教わらずに簡単な診断法や矯正法を習っているに過ぎないのだと悟った次第でした。

 その後の議事録でも、骨折ややりすぎによる事故防止などの議論が大真面目にされていることを見てもあながち的外れな推量ではないことが証明されているのです。

 

 それでは本題に戻ります。

 

 前回はこの学院には都合9年間在籍したと説明したところで締めくくりましたが、その9年間には授業やセミナーでの様々な体験や出来事がありました。

特に1年生の理論や実技の授業では気になることが結構あったのです。

「これはこうなのでは?」でも学校のカリキュラムから外れた発言は出来ないのです。

でも仙骨へのアプローチだけは自分なりに工夫して、こっそりと休み時間に生徒相手に実践して繰り返し練習したのでした。

ある時同僚の講師の仙骨を矯正した時、「今までの誰の矯正よりも良かったですよ」と言う言葉を聞いて確信し更にのめりこんでいったのです。

 

2年目の授業を受けながら1年生の実技養成の授業を担当したことは前に書きました。2年目以降も様々なセミナーが行われ基

本皆勤賞で参加しました。

 

当時は部内の講師が順番に課題を担当して進められていました。

 キネシオテーピングセミナー、ガンステッドテクニック、トムソンテクニック等々、

何年後かにはアメリカ帰りの、いわゆるカイロプラクティックD.Cを招聘したりして行われるようにもなりました。

 

その中で感じたことは、アメリカ帰りの方たちも一部を除いて矯正技術は今一だと言う事でした。

 

ある時名の通ったカイロプラクティックD.Cを講師としてセミナーを開催した時のこと、お昼の休憩等で受講者(当学院の生

徒)が症状を訴え講師に見てほしいと要望したのですが、完全にスルーしたのでした。

 

見かねて自分が代わりに治療をして事なきを得たのですが、簡単な治療をスルーして「アメリカ帰りのD.Cも本物はこれ位しかいません」と片手をあげて見せたのでした。

その中には明らかに本人もカウントしていたのでした。

 

こんな人たちのセミナーでは殆ど中身は無いと言っても過言ではありません。

 

一番自分にとって技術を磨くうえで良かったのは、学院での授業のお手伝いのほかには毎年1月から3月の終わりまでの生徒募集の期間なのです。

 

2年目からは時間の許す限り手伝いをしました。これは個人の技術を磨くのにはうってつけの実践の場所だったのです。

 

3年目には福岡校が発足し講師陣も二手に分かれることになりました。

更には広島校も立ち上げることになりました。

講師も3ケ所に分散する羽目になり、ここでオーナーに誤算が生じます。

 

小倉、広島は順調に生徒を集めていましたが、福岡の担当講師が結果を出せない(確定人数4、5名)まま3月に入ってしまいます。

オーナーの焦りもピークに達していました。

 

「小手先の技術しか見せられないので受講希望者にインパクトを与えられないので結果が出ない」

 

「このままでは困った結果になるので福岡を担当してもらえないだろうか?」

とこちらに振られたのです。

 

「今メインをしている講師を助手にして使って良いです。」と言われましたが学院の中では自分より立場の上の者を助手にして上手くいくはずが無いので断りました。

 

結果的にはこれがのちに逆恨みを買う原因となったのですが、兎にも角にも助手の一人を残して再開3月の残り4週間で30数名を確保、トータルで40名近くを決めて何とか学院として授業を出来る人数を確保したのです。

 

以後5年間担当しいずれの年も40名近くを確保しました。

 

一人2年間で約150万円として、3億以上は稼いだ計算になります。もちろん報酬は無償ですが、ただこの経験が更に仙骨矯正 

の技術を確立するのに役立ったのでした。

 このことが原因でメインを張っていた講師からあとから嫌がらせをされる羽目になったのですが、事の原因は本人の技術が

ないことにあるのだが、本人にしてみれば福岡校の責任者から外される原因になったのだから収まりがつかないのでしょう表

面上は平静を予想っていましたが、自分の子飼いの助手に福岡校の生徒の評判を集めて(もちろんでっち上げ)本部に上申し

たのです。

 その内容は「人気がない」「矯正が早くてわからない」など約8項目にわたって書かれていたのでした。この評判を集めた 

助手は生徒募集の時に手伝いをした者なので、頼んだ者と自分の実力は結果で分かるはずなのに、不幸にも向こう側の人間で

した。

 このことは学院を去る2年前の事で結果でっち上げと言うことが判明し、本人が学院を追われる羽目になったのでした。

 その後また全く同じ事件がありました。内容も全く同じ今度は後輩の講師が取って代わろうと仕組んだものでした。

前回はナンバー2に当たる人が謝罪をしてくれたのですが、オーナーからは無しの礫でした。そして今回学習能力のなさに嫌

気がさしたのもあって。

新学期の生徒募集には参加しない旨を告げて、募集からは身を引きました。

身を引いたのにはもう一つ理由があったのです。それは幾ら矯正技術を見せて入学させても、同じことが出来る人間は育たな

いと言う現実があったから人によっては詐欺と思われそうだったからなのです。

 案の定手を引いたことで、その年の生徒は4名しか集まりませんでした。

そこでオーナーのとった行動がまた許せなかった。

広島校は広島の講師に福岡校は自分の手先の講師に譲ったのです。

それだけならまだ良いのですが、一番多く在籍が決まっていた3年目の生徒の授業は自分が担当して月謝はすべて持っていく

と言っていたのです。

 このことが学院をやめる事の決心を後押ししたのです。

その年の卒業式を最後に辞めることを告げると「開業していない者に仕事として譲りたかった。」

と言い訳をしてきたのでした。

 こちらは別に学院の運営などには全く興味がなかったのですが脳内変換で勝手に決めつけていました。

 ともあれ卒業式が終わるとさっさと気の合う人たちと2次会に繰り出しました。

あとで聞いた話では本体は2次会どころではなく修羅場だったそうです。

細かい内容で見苦しい所はお許しください

次回は呪縛から解けて、さらなるグレードアップへ!!を書く予定です。

 

次回はマニュアルに隠れたスゴ技をお送りします。

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